買取実績
Purchase Records
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買取実績
Purchase Records
ブランド名
チューダー
モデル名
ペラゴス FXD クロノ アリンギ レッドブル レーシング
型番
25807KN
駆動
自動巻
文字盤色
ブルー
買取日
2024年08月18日
買取方法
店頭買取
買取店舗
ビッグムーン京都
チュードル (TUDOR) は、ロレックスよりも安価な製品を主に取り扱うことでイギリスでの販売拡大を狙い、1930年代にディフュージョンブランドとしてロレックスから誕生したブランドです。この時期のロレックスといえば、現在のあらゆる自動巻腕時計の原点となっている実用的な自動巻き上げ機構「パーペチュアル」を開発し、さらなる販売拡大を狙っていた時期でした。
チュードルの名前はかつてのイギリス王家チューダー家にちなんでつけられています。そのため、初期モデルの文字盤のロゴも「チュードル・ローズ」と呼ばれるチューダー家と同じ薔薇が使用されていました。現在のモデルでは薔薇から盾 (こちらもチューダー家のトレードマーク) に変更され、庶民にも広く普及しています。さらに裏蓋にはロレックスのディフュージョンブランドであることを示す "ROLEX" の刻印があります。
チュードルの時計は、ロレックスと比べ手頃な価格設定ながらも、ロレックスと共通のパーツが使用されたことで、ロレックスの時計に少しも引けを取らない完成度です。また、低価格を実現するため、チュードルではムーブメントに安価でありながら、安定した性能を誇るETA社製のエボーシュが採用されていました。ロレックスと共通のパーツを使いながらも、安価なムーブメントを採用することで、低価格ながら実用的な機械式時計を市場に送り出せるようになったのです。
また、初期のチュードルには Cal.390 というムーブメントが搭載されている製品もあり、このムーブメントはローターの形をはじめ、ロレックスのCal.1030と類似した特徴を持つことで知られています。
1946年頃に "Montres TUDOR S.A." を設立し、1952年に発表された「チュードル オイスター プリンス」や、1954年発表の「チュードル オイスター プリンス サブマリーナー」、1967年に発表された「チュードル プリンス レンジャー」など今もなお、多くの根強いファンを持つ時計を作り続けています。
かつては代理店を通して日本でも販売していましたが、現在では正規代理店の取り扱いはありません。日本ロレックスに持ち込むことでオーバーホールは受け付けて貰えるようですが。また、当初はロレックスの普及版ということを意識したようなロレックスに似たデザインのモデルが多くリリースされていましたが、近年では独自デザインによるものが多く販売されています。
1970年~90年頃までは、日本にも正規代理店がありましたが一時撤退し、2018年11月に日本の正規代理店が復活し、正式名称が「チュードル」から「チューダー」に変わりました。