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Vol.19 お洒落なレーシングクロノグラフ…だけではありません

ビッグムーン京都の坪井です。

日に日に暑さが厳しくなってきているように感じます?

今日もご来店いただいたお客様、ありがとうございました!

 

さて、何気なく毎日着けている時計に実はこんな誕生ストーリーがあった…。

これよくあるんです。

今回ご紹介するモデルにもすごい誕生秘話がありました。

というわけで、タグ・ホイヤーのカレラです。

お洒落なレーシングクロノグラフというイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか。

 

カレラの誕生は1963年。誕生から現在に至るまで共通するアイデンティティは視認性の良さです。

視認性へのこだわりは多くの時計ブランドのモデルで見ることができますがカレラというモデルがなぜ視認性へのこだわりを持って開発されたのか。ここには特別な理由がありました。

 

カレラの開発はタグ・ホイヤー4代目当主、前名誉会長のジャック・ホイヤー氏によるものです。

レーサーでもあったジャック・ホイヤー氏自身は1958年にスイスで開催されたラリーに参加。

途中まで順調に1位でありましたが、ゴール直前でまさかの後退。3位という成績に終わります。

この敗戦理由ですが、「ストップウォッチの読み間違いによるペース配分の失敗」によるものでした。

スピードの出ている状態でストップウォッチを正確に読み取ることは非常に困難なことだったのでしょう。

 

ジャックは車載計器の読み間違いという苦い経験から新しいダッシュボードストップウォッチの開発に取り掛かります。それがレース中の車内でも十分な視認性が確保されたダッシュボードストップウォッチ「モンテカルロ」です。

このような経緯を経て数年後にカレラが開発されるわけです。

ジャック・ホイヤー氏のこの行動、とても速いですね。

 

そしてモデル名となったカレラ。ジャックは1962年に伝説的レース、カレラ・パンアメリカーナ・ラリーの存在を知ることに。1950年代にメキシコで行われていたこのレース。

なんと、舗装されていない約3500㎞の荒野を5日から8日をかけて完走するもので世界でもっとも過酷なレースと呼ばれていたそうです。この過酷なレースは時に死者が出ることもあったそうです。

ジャックはこのレースに実際には参加していませんが、レーサーとしての過去の苦い経験や超過酷なレースに挑むレーサー達に敬意を表し、それらを視認性の良いレーシングクロノグラフという時計で表現しました。

1963年のカレラ誕生には壮大なストーリーがありましたね!

 

現在カレラを着けられている方でこのストーリーを初めて知った、となれば自分の時計に対する見方はかなり変わるのではないでしょうか。またこれからカレラを購入しようと検討されている方にとっても「おぉ~」となるような話しですよね。

私もタグ・ホイヤーのカレラ欲しくなってきてしまいました。

それでは今日はここまで…。

 

 

 

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