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人気上昇中のミルガウス

ビッグムーン京都の坪井です⌚

 

今回ご紹介させていただく時計はロレックス【ROLEX】の中でも

定番からは少し外れたモデルのミルガウスです ♪

「最近ロレックスのミルガウスちょっと気になるな~」となった方!

そんなこと知ってるよ~という部分も多々あると思いますが、ぜひご覧いただければと思います☺

 

耐磁性に優れた実用性の高いロレックスの時計ミルガウス

強力な耐磁性能を持つミルガウスは医療関係者、パイロット、エンジニアなどもともとは1950年代、技術者に向けて開発されたモデルでした。

そして過去のデザインを部分部分に取り入れ耐磁性の強さはそのまま2007年に復活したのがRef.116400です。

 

Ref.116400の外観的特徴はなんといってもオレンジのイナズマ針です。

イナズマ針は1950年代に発売されたファーストモデルのデザインを継承、今回オレンジのカラーリングは発売当初賛否両論があったそうですが、今となってはミルガウスといえばオレンジのイナズマ針と言われるほどの欠かせない存在感となっています。

Ref.116400のラインナップは、黒文字盤と白文字盤の二種類があり2015年に黒文字盤が、2016年に白文字盤が生産終了となっています。

 

Ref.116400GV

2007年に復活したミルガウス。Ref.116400の他にもRef.116400GVというモデルがあり、こちらは生産終了にはなっておらず現在でも正規販売店での購入が可能です。(在庫があればの話しになりますが💦・・・)

Ref.116400GVの最大の特徴はロレックスのコーポレートカラーであるグリーンカラーをサファイアクリスタルに採用していることです。Ref.116400GVの「GV」はフランス語でガラスが緑を意味します。

グリーンサファイアガラスはロレックスが独自開発しRef.116400GVにのみ採用されています。グリーンというファッション性だけではなく、ロレックスの技術により耐傷性、耐食性がより高められています。

このグリーンカラーのサファイアクリスタル風防には2,000年、偽造防止の為に作られた6時位置の王冠マークの透かしはありません。

Ref.116400GVのオシャレな点はイナズマ針だけではありません。3時、6時、9時位置のインデックスにオレンジの夜光が塗布されており、オレンジカラーの使い方が絶妙です!

また、バーインデックスとドットの組み合わせのRef.116400に対してバーインデックスとアラビア数字の組み合わせというRef.116400GV。

細かい仕様の違いも気になるところですね。

 

Ref.116400GVは黒文字盤の他に色鮮やかな美しいZブルー文字盤が2014年に誕生しました。

因みに現在、ミルガウスの中でもZブルーダイアルのモデルは特に高値で取引されています。

確かに鮮やかで綺麗ですね!

 

 

ミルガウスの意味

ミルはフランス語で1,000、ガウスは磁束密度の単位を表します。このことから1,000ガウスの耐磁性を持つという意味になります。

機械式時計にとって磁気は天敵です。

時計にとってというよりはムーブメント、そうです中の機械です。機械式時計のムーブメントは非常に細かなパーツの集合体によって形成されています。磁気を帯びてしまいますと時計の進み、遅れなどが起こり精度に大きく影響します。磁気帯びの程度にもよりますが、完全に磁気を帯びてしまった時計はいつまでも精度が安定せず磁気を取り除く修理が必要になります。

現代、日常生活において磁気と接する機会は非常に多く、スマホ、タブレット、パソコンのスピーカー部分などには時計をできるだけ近づけない方がよいでしょう。

また意外と知られていないところで、磁気ネックレス、磁気腹巻、磁気敷布団などは上記の端末製品以上の磁界をもっています。

完全に磁気を帯びてしまった時計の磁気抜きは修理に出すか、もしくは脱磁器というような製品も売られているので一度チェックしてみてはいかがでしょう。

 

高性能磁気遮断システム

ミルガウス最大の特徴である強力な耐磁性、それは肉厚なケースにも表れています。

ミルガウスには高性能磁気遮断システムという機構が採用されています。

オイスターケースの中に採用された磁気シールドは、一度磁気を受けた一度磁気を受けた後に外へ逃がす役割をしています。いつまでも磁気が残ってしまう状態は時計にとって良いことではありません。また、外部からの磁気を遮断するイメージを持たれている方もいらっしゃると思いますが、正しくは一度磁気を受け入れ外へ受け流すイメージになります。

このような強化ケースでムーブメントを包み込むことにより、ケース経はロレックスのスポーツモデルでは主流の40㎜でありながら横から見ると他のスポーツモデルよりも厚みを感じます。

 

ムーブメントはCal.3131を搭載。Cal.3131は現行のエアキングRef.116900にも搭載されています。航空業界をオマージュしたエアキングにも搭載されていることからも耐磁性について考えられたモデルという部分は共通しています。

また、ロレックスだけでなく様々な時計ブランドによって強い耐磁性能を持つ時計の開発が進められています。15,000ガウス以上の磁気にも耐えることのできる超高耐磁性能を持つオメガのコーアクシャルキャリバーや、IWCの人気モデルであるインヂュニアもその内のひとつになりますね。

 

今回はロレックスの中でも個性的なデザインでありながら高い実用性をもつ耐磁時計であるミルガウスをご紹介させていただきました。

近年では生産終了の噂も聞こえるミルガウス。今年の春ぐらいまではまだ100万円以下で購入できるモデルもありましたが現在では価格高騰が続いており今後の価格動向に注目です。

 

 

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