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みなさまこんにちは、ビッグムーン京都の坪井です。
世間ではこの数年、金相場の高騰が騒がれていますが相場高騰は金だけではありません。
ブランドによって幅があるものの時計相場も現在高騰が続いております。
相場が高騰しているということは…。
そうです！お買取りの価格も現在高くなっております。
その中でも今回ご紹介させていただきますグランドセイコーの時計は人気が高く、トーカイとしてもぜひぜひお持込みいただきたいという時計です。
目次
日本国内のみならず海外でも絶大な人気を誇るグランドセイコーの時計。
主張しすぎないデザインと内に秘めた高精度。質実剛健と呼ぶにふさわしいグランドセイコーの時計はクォーツ、メカニカル、スプリングドライブの3種類に分けられます。
【今回はまさに「クォーツと自動巻きの良いとこ取り」と呼ばれているグランドセイコー スプリングドライブをご紹介します。】
モデルはグランドセイコー（Grand SEIKO） スプリングドライブ SBGA201 です。
スプリングドライブはパッと見た感じ機械式なんですが、クォーツ時計と同様の精度を持つグランドセイコー独自の機構をもつ他社には真似のできないハイブリッドムーブメントになります。
動力源はゼンマイ、針を動かすのは歯車、とここまでは機械式時計そのまんまなんですが、通常機械式時計にある針の動きを制御する調速機構でもあるテンプがなく、この部分がクォーツ時計に使われている水晶振動子やICに変わっています。
クォーツの精度をもつ機械式時計。テンプが無いので耐衝撃性にも優れているなどの点が高く評価されています。
スプリングドライブの特徴として滑らかな【スイープ運針】があります。クォーツ時計の針の進み方は一秒ごとにカチカチと進むのが通常ですが、スプリングドライブの運針は非常に滑らかでありまるで機械式時計のように滑らかな運針であることがわかります。
因みにスプリングドライブの運針は音がしません。ここもポイントですね。
制御システムをクォーツに使用しているスプリングドライブの精度は他の機械式時計の精度を遥かに超える高水準なものとなっています。これはセイコー独自の厳しい基準を通過したクォーツ（水晶）のみを採用しているからであり、一般的なクォーツ時計の精度とは比較になりません。
そして、この太くて立派な針をご覧ください。
本来、クォーツ時計は機構的にねじりの強さが弱く重い針を乗せることが難しいと言われています。しかし、歯車によって力を伝達していることで機械式時計同様のしっかりした針を乗せることが可能になっています。時計のデザインの中で針は見た目にもとても重要なパーツです。デザイン面での非常に大きなポイントとも言えます。
以上、スプリングドライブの優れている点を並べましたが、デメリットがあることも事実としてあります。
修理が難しい点です。機械式時計とは違い電子制御を使用している為、場合によっては民間の修理業者ではできないという点があります。ですので、基本メンテナンスはメーカー正規修理になります。
その他寿命のあるクォーツ時計。スプリングドライブの場合はどうでしょう。
スプリングドライブは水晶振動子やICを使用していますが電子回路は使用していませんので通常のクォーツ時計にある寿命というものは基本的にはありません。
機械式時計同様に定期的なオーバーホールさえ行っていれば一生使い続けることができます。
グランドセイコーが本格的に海外市場に進出したのが2010年。2017年にはグランドセイコーとしてセイコーから独立しました。
歴史的には日が浅いイメージがありますが、高級時計におけるグランドセイコーの世界的評価は非常に高いものがあります。
他社では真似のできない独自の高精度機構をもつグランドセイコーの挑戦はまだ始まったばかりかもしれません。
どのような展開を見せてくれるのか、今後に注目ですね。
使わないまま、しまったままなどご自宅に眠っているグランドセイコーの時計。
「どうせ使わないしもう売ろうかなぁ…」という方。
お見積りだけでも大歓迎です。ぜひお気軽にお越しください。
お持込みいただく際は付属品の有無もご確認ください。特に保証書の有る無しで査定額が大幅に変わることがあります。
査定はもちろん無料！
バイヤー一同、みなさまのご来店をお待ちしております。
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