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みなさまこんにちは、ビッグムーン京都より坪井です。
現在ロレックスの時計は時計愛好家が好むブランド時計としての一般消費のみならず投資的意味合いも絡み相場の変動が目立っています。
ロレックス相場は昨年2月を境に急激な下落に転じたものの5月のゴールデンウィーク明けより上昇が始まりました。そして9月に新作が発表されると上昇の勢いは増しその後10月、11月と多少の落ち着きを見せたものの2021年になった現在も高い水準で相場は推移しています。
相場の上昇については流通量の少なさが影響しており、加えて世界経済が不安定なことも関係しているといわれています。このような状況はまだ続くのでしょうか。
今回ご紹介させていただきますお買取り商品はロレックスの大人気ダイバーズモデルのサブマリーナーです。
価格高騰が続くロレックスのスポーツモデルを百貨店など国内正規店で見ることは今となっては珍しいこととなってしまいました。運良くデイトナやサブマリーナーに出会えて購入できた方はラッキーです。
ロレックスのショップに足を運んでみては「やっぱりスポーツモデルはないか~」って感じですよね。
私もその中の一人です。(私の場合もしあっても「じゃぁ買うか!」とはなりませんが・・・。)
さて、そのスポーツモデルの中でもデイトナと並んで人気のサブマリーナー。
今回はサブマリーナーの中でもロングセラーとなったRef.16610をご紹介したいと思います。
目次
サブマリーナーの誕生は1950年代、以来60年以上に渡り販売されているロレックスのダイバーズウォッチとして不動の人気を築いています。驚くのはこの60年以上、外装の基本デザインはほとんど変わっていないことでこの点はロレックスの他のモデルでも言えます。
Ref.16610はその長いサブマリーナーの歴史の中で1989年から2010年まで製造が続いた人気モデルです。
国内での時計人気に火がついたのは1990年代からと言われているので年代的にもロレックスのサブマリーナーといえばRef.16610!とイメージを持たれる方も多数いらっしゃるのではないでしょうか。
サブマリーナーはモデルごとにブラッシュアップを重ね、高年式になればなるほど堅牢性が見た目にもわかるダイバーズウォッチへと変化していっている中、ゴツゴツしすぎずシャープなケース、主張しすぎていない夜行インデックスなどRef.16610ファンは多く現在も新品発売当時の定価を超えるプレミア価格で取引されています。デイト表示付きのサブマリーナ
サブマリーナーにデイト表示の拡大するサイクロップレンズが初めて搭載されたモデルはRef.1680で誕生は1965年。日付の拡大率は2.5倍です。サブマリーナーが誕生した1950年代はノンデイトでした。
このサイクロップレンズは時計の3時位置に付けられていますがそれは偶然ではありません。
スーツの袖口などから出たサイクロップレンズが最も見やすい位置。それが3時の位置ということでロレックスらしく実用性第一に考えられています。ですのでお仕事などで使われる場合はデイト表示ありのモデルをお客様へお勧めすることが多いですね。
こちらもサブマリーナーの美しいフォルムには欠かせません。
潜水中の誤作動防止の為に時計の針とは逆方向にしかベゼルは回転しない構造になっています。
ベゼルはアルミ二ウム製です。
Ref.16610の次に出たモデルRef.116610よりベゼルはロレックスが独自開発したセラクロムという素材に変更されています。それは現行モデルのRef.126610も同じです。
ブラッシュアップされたセラクロム製のベゼルは確かに見た目の高級感が増し、耐久性も上がりましたがRef.16610のアルミニウム製のベゼルにもファンは多くここは最終的に好みが分かれるところです。
ロレックスがダイバーズモデルの為に搭載しているリューズは三重構造のパッキンを装備した特別仕様となっております。パッキンはチューブ側に2つ、リューズ側に1つ使用され高い気密性を実現、サブマリーナー、シードゥエラー、ディープシーといったダイバーズモデルの防水性能に大きな役割を果たしています。リューズのクラウンマークの下位置にはトリプロックリューズを表す3つのドットがあります。
因みにロレックスがねじ込み式リューズの特許を取得したのはなんと1926年のこと。内部にバネが組み込まれ、ねじ込んだ時に接合部分との密着度合いが強化される構造になっています。
※ロレックスの代名詞でありますオイスターケースも同じ年に特許を取得しております。
えっ!あと数年経てばほぼ100年前の出来事・・・。凄い事実ですね。
Ref.16610は見た目には前モデルのRef.16800と比べ大きな変化は見られません。しかし、Ref.16610には発表以来30年以上にも渡り現在も高い評価を受けているCal.3135を搭載しています。
Cal.3135はそれまでのCal.3035と比べ安定性、メンテナンス性が大幅に向上されています。
Ref.16610はおよそ20年間という長い製造期間の中でマイナーチェンジを繰り返してきました。
今回お買取りさせていただいたRef.16610はラグの横に穴があるタイプになります。因みにF番以降はラグサイドに穴の無い仕様へと変更されています。
約20年間の製造期間内のマイナーチェンジの中に針・インデックスの夜光塗料があります。お買取りさせていただきましたサブマリーナーは2000年代のモデルですので夜光塗料にはルミノバが使われています。
因みに1999年頃までは夜光塗料にトリチウムが使われていました。自発光塗料であり放射性物質を含んでいるといわれたトリチウムはその後ルミノバに、そして現在はロレックスが独自開発したクロマライトへとロレックスの時計に使用される夜光塗料は変化しています。
現在では生産されていないという希少性もあり資産価値としてトリチウム夜光のモデルは価格の高騰、人気が見受けられます。因みにトリチウムが使用されている夜光のモデルには文字盤6時位置下にSWISS-T<25の表記があります。
サブマリーナーに限ったことではありませんがロレックスの針はゴールド製です。ゴールドは針の腐食、劣化を防ぐことはもちろん手間をかけた作業はより高級感を引き立たせ美しい仕上がりとなっています。
1985年以降、ロレックスの時計に使われているステンレスはスーパーステンレスとも言われている904Lステンレスです。
904Lステンレスは耐久性、耐蝕性にとても優れており強い酸やアルカリにも侵されにくいステンレスで本来は化学装置の素材に使われるとも言われています。当然コストのかかる素材は時計一本あたりの製造単価も上がるわけですがロレックスはステンレスの全モデルに904Lステンレスを採用しています。希少性や資産価値の高さがクローズアップされるロレックスですがこのような部分にもしっかり実用性を意識した作りを見ることが出来ます。
ロレックスのRef.16610はすでに生産が終了しているモデルです。
その後に発売されたのがRef.116610。そして2020年9月には現行の新型サブマリーナーRef.126610発売が話題になったばかりです。ロングセラーとなったRef.16610も今では二つ前のモデルとなります。
お買い替えなどで使うことがなくなったロレックスのサブマリーナー。
もしご売却をお考えでしたら一度お見積りにお越しください。
ロレックスの時計を高く売りたい!その要望にできるだけお応えすべく高いお買取価格をお出しできる条件として時計自体のコンディションは重要になってきます。
では、高くお買取りができる時計のチェックポイントをいくつかご紹介させていただきます。
ねじ込みがしっかり閉まるか、リューズを回した時に重さを感じないか、サブマリーナーデイトの場合は針を回し日付が12時付近でしっかり変わるかなどを確認させていただきます。
サブマリーナRef.16610のベゼルは逆回転防止機能があるため右方向には回りません。スムーズにベゼルが回転するかも大事です。定期的なお手入れがされていない場合などはベゼルが回らない!というケースもこれまで何回か見てきました。
ベゼル部分は通常使用において最も傷がつきやすい場所の一つです。ルミナスポイントが取れていないか、欠けてはいないか、また修復が難しいメモリ部分の傷などをチェックさせていただきます。
ベゼル同様に通常使用時、傷がつきやすい部分です。肉眼ではわからないレベルで外周のフチにガラスの欠けや傷があることが稀にあります。盛り上がっているサイクロップレンズ部分なども傷がないかルーペでチェックさせていただきます。
ブレスレットは使われていた方のクセや使用状態が出やすい部分です。ブレスレットの伸びはないか、バックル部分にも擦り傷や打痕などがないかなどをチェックさせていただきます。
お持ち込みいただく際は時計本体のみではなく付属品が残っているかどうかのチェックをお願いします。付属品の中で特に重要なのが保証書です。査定価格が万単位で変わってくることもありますので保証書が残っている場合は必ずお持ちください。
お客様の大事にしてきたお時計。しっかり丁寧に査定させていただきます。
7月5日より、京都烏丸のブランド時計専門店ビッグムーン京都がオープンしました!
ビッグムーンは、ロレックス(ROLEX)、オメガ(OMEGA)、ウブロ(HUBLOT)、カルティエ(CARTIER)などの高級ブランド腕時計を取り扱う買取専門店です。
一流ブランドの高価買取実績多数。
LINE査定などの各種査定料無料、買取方法は、店頭買取、宅配買取、出張買取、ご都合に合わせてお選びください。
特にロレックスの時計は現在相場も高く売り時としては良い時期ともいえます。
もちろんお見積りだけでも大歓迎ですよ!
バイヤー一同みなさまのご来店をお待ちしております。
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